自分で血圧を測るメリット
NotebookLMによる音声要約(音が出ます)
https://notebooklm.google.com/notebook/501d4dcf-d528-4e9a-85a5-4cce0025c98c/audio
自分で血圧を測るのは面倒ですが、大きなメリットがあり、それは
自分で血圧を測ると、高血圧の治療を最小限にすることができる
自分で普段の環境で血圧を測ったほうが、医者や看護師の前で測るよりも低く出ることが多いです。
体重はどこでもほぼ同じですが、血圧は状況で大きく変わります。
「医者・看護師の前では160でも、家で測るといつも120」というのはよくあることです。
もし、ご自身での血圧測定がまったくない場合、家での血圧が120ということはわからないので、160だけをみて治療することになり、治療が過剰になってしまいます。
健診でひっかかったけどまだ治療を受けてない人なら、治療を受けなくてもよくなるかもしれません。
治療中の人も、薬を減らせるかもしれませんし、ひょっとすると、そもそも治療の必要がなくなるかもしれません。
血圧を測る方法
ときどきでよいので測る習慣をつけることが大事です。
毎日や朝晩である必要はありません。
リラックスできる環境で、ちょっとゆっくりしてから
落ち着けるなら、家でも、家以外の場所でもよいです。
定期的に行くところで血圧計が置いてあるなら、職場の休憩室、スポーツジム、役所や公民館なども候補です。
また、しばらく休んでから測りましょう。
急いで用事を済ませた直後や、到着した直後、感情が高ぶっているときなどの血圧は高くなることが多いです。
ちなみに、あまり心身ともに落ち着かない、感情が高ぶることの多い生活をしている方は、ちょっと日々の過ごし方を変えてみるほうがいいかもしれません。
手首で測るのもオススメです
肘で測るのがよいとされていますが、実際のところ、手首と肘で血圧が大きく違うことは多くないです。
また、肘で測る血圧計は、実はハードルが高いです。
「ずっと出しとくのは邪魔」
「片付けたら、出すのが面倒」
「自分で肘に巻くのは大変」
といった理由で続かないことがよくあります。
私は、人に勧めることは自分でも実際にやってみることにしており、家電量販店で血圧計をあれこれ比べてみた時、
「確かに、肘で測る機械をどっかにずっと出しとくのは邪魔やな」
と感じました。
そして、手首で測るものを選びました。
肘の上で測るものは大きくてコストも高めですが、手首のものなら、コンパクトで安め。
もし肘と手首の差が気になるなら、医者や看護師に血圧を測ってもらうときに自分の血圧計を持参して、自分でも測ってみて、大きなズレがないか確認するとよいでしょう。
ひとつだけ意識することは、手首の高さ
測定時に手首を心臓の高さくらいにすることだけ意識するとよいです。
というのも、手首の位置が低すぎたり、高すぎたりすると値がズレるので。
わかりやすい見本は、『進撃の巨人』の「心臓を捧げよ」のポーズですが、あまり調査兵団を意識しすぎると、緊張で血圧が上がってしまうかもしれません。
心臓を捧げよ ポーズ
血圧計は、一家にひとつあってもよいと思います。
そうそう壊れるものでもないですし、これから大幅な機能アップがあるとも思えないので、迷ったら手首のものを買ってしまいましょう。
お持ちでない方は、この機会に是非!