帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは?

帯状疱疹というのは、水ぼうそうのウイルスが体内に潜んでいたのが活動しはじめて、赤い水ぶくれがたくさんできて痛い病気です。


 「帯状疱疹」 検索結果

  https://shorturl.at/RaX9B



帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)になると大変

帯状疱疹それ自体も痛くて大変なのですが、しばらくして帯状疱疹がおさまった後にもピリピリした痛みが何年も残ってしまうことがあり、それを帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)といいます。


帯状疱疹になった方の5-20%ほどに帯状疱疹後神経痛が出るとされています。


帯状疱疹後神経痛が出ると、肌と服が擦れるだけで痛いので、何をするにも痛くて体を思うように動かせず、今までできていたことができなくなってしまいます。


活動的だった人が閉じこもってしまったり、なんとか家の中では動けていた人が寝たきりになってしまったり。


一応、様々な治療があるのですが、すっきりよくなった方をあまり見たことがありません。



ワクチンの効果

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹、そして帯状疱疹後神経痛のリスクを大幅に減らしてくれます。


 こどもとおとなのワクチンサイト 帯状疱疹ワクチン

 https://www.vaccine4all.jp/news-detail.php?npage=2&nid=139



水痘ワクチンも効果がありますが、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)では、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の方が効果が高く、オススメです。




唯一の難点は、費用が「2万円前後 × 2回」と、高額なこと。


これまで京都市では補助がなかったのですが、令和7年4月から帯状疱疹ワクチンが定期接種になり、補助が出ます。


 高齢者帯状疱疹ワクチンの定期の予防接種について

 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000338696.html



これまでより5000円ほど安く受けられます。シングリックスなら2回接種なので、5000円 ✕ 2回 = 1万円ほど安くなります。




ただ、予防接種の対象は50歳以上の方なのですが、補助が出るのは65歳以上の方のみです。


また、今後は65歳の方のみになるようで、65歳以上の方はこれから5年間のうちに受ける必要があるようです。


 帯状疱疹定期予防接種対象年度早見表

 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000338/338696/table_subject2.pdf




今年度が補助の対象ではない方の場合、1万円も違うとなると、どうしても対象の年まで待ってしまいそうになりますが、逆に言うと、1万円プラスすれば何年も待たずに接種可能です。


非常に高い確率で、「痛みを考えず動ける」というこれまでどおりの日常を過ごせます。



是非お申込みください!

Webもしくはお電話(0758610124)で。