雅裕です。

朝はだいぶ冷え込むようになりましたね。暖かくしてくださいね。


私は寒がりで、寒いところに住んでいる人たちの暮らしがどのようなものか知りたくて、見に行ったことがあります。暖かく過ごす秘訣があるのかと。冬になると、その時のことを思い出します。


12月のサンクトペテルブルクの平均気温は最高 -2℃、最低 -6℃なのに、チェックイン時に宿の人から言われた言葉は


「暑かったら、窓あけて」



すぐには意味がわかりませんでしたが、部屋に入ってしばらくすると、思い知らされました。

屋内は、裸でも快適な、カラッとした暖かさ。外から入ってきた格好のままでは、暑い。


関西では、うすら寒い屋内でジャケットを着ていたり、重ね着を何枚もしていたりする人がたくさんいますが、室内の快適さが天と地。ちなみに、外はやはり氷点下で、ビールを窓の外に置いておくとキンキンに冷えます。

聞くところによると、北海道も、同じように冬の室内はものすごく暖かいそうです。



その時に、もう一つわかったことがあります。芯から温もっていると、寒いところに出ても、ぬくぬくなままでいられます。


例えば風呂に入って、芯から温もっていると、屋外に出ても温かいままでいられる。温浴施設で露天風呂に向かう時も寒くないし、風呂からあがった後もずっとポカポカ。しかし、芯から温もっていないと、あがった後の脱衣所ですでに寒い。


屋内も、うすら寒い室内で芯から温もっていないと、すぐに寒さを感じますが、圧倒的に暖かい室内で芯から温もっていると、外出後もぬくぬくなままでいられます。



この体験を経て、帰国後、寒ければ迷わず屋内全体をガンガンに暖かくするようになりました。灯油ストーブを使うようになり、非常に快適です。



生き物は、寒いと死にます。死なない程度の寒さでも、体調を崩します。
迷わず屋内全体を暖かくする暖房をつけてください。
思わず重ね着を脱ぎ、窓を開けてしまうくらいに。


少し費用はかかりますが、楽園です。